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2024年9月26日

スタッフ日記

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テナント契約時に知っておくべき重要なポイントを紹介


今回は、テナント契約時に知っておくべき重要なポイントを詳しく解説します。

これから賃貸店舗のご契約をされる方や、現在ご検討されている方のご参考になれば幸いです。


1. 契約内容の詳細確認

  • 賃料: 月額賃料の金額、支払い方法(口座振替、現金など)、支払い期限(例:毎月末日など)。賃料の改定条件(例:年次の増額の有無)も確認しましょう。
  • 契約期間: 契約の開始日と終了日を明記し、更新の条件や手続きについても把握しておきます。自動更新の有無や、更新時の賃料見直しについても確認します。

2. 保証金と原状回復

  • 保証金: 賃貸契約時に預ける保証金の金額、支払い方法、解約時の返還条件をしっかり確認します。返還される際の条件(清算後の残金など)も重要です。
  • 原状回復: テナント退去時の原状回復義務は特に注意が必要です。どの程度の修繕が求められるか(内装や設備の修理・撤去など)を事前に確認し、記載されている内容を理解しておくことが大切です。

3. 用途制限

  • 用途制限: 契約書に記載されている店舗の使用目的を確認します。例として、飲食業や物販など、特定の業種に限られる場合があります。将来的に業種変更を希望する場合の手続きについても確認しましょう。

4. 修繕の責任

  • 修繕・メンテナンスの責任: 建物の外部や共用部分の修繕はオーナーが負担することが一般的ですが、内部の設備や什器の維持管理はテナントの責任となることが多いです。これらの責任の範囲を明確にしておくとトラブルを避けやすくなります。

5. 特約事項の確認

  • 特約事項: 契約において特別な取り決め(例:看板の設置、改装の許可、営業日・営業時間の制限など)を確認します。これらは契約の重要な部分であり、後々の運営に大きな影響を与えることがあります。

※特約事項の重要性

特約事項は、一般的な契約条項に対して特別な条件を定めるものであり、契約当事者の意向やビジネスの特性を反映します。これらを明確に理解しておくことで、将来のトラブルを未然に防ぎ、円滑な店舗運営を実現できます。

契約書に特約事項が含まれている場合は、必ず詳細を確認し、不明点があればオーナーに説明を求めることが重要です。また、特約事項の内容が自店舗の運営に与える影響を考慮し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることもお勧めします。

6. 契約解除の条件

  • 契約解除: 契約を解除する際の条件や手続きについても確認が必要です。例えば、契約違反時の解除の権利、早期解約の際の違約金の有無など、具体的にどのような場合に解除できるかを把握しておくことが大切です。

7. 競業避止条項

  • 競業避止: 契約に競業避止条項が含まれているか確認しましょう。これは同じ業種の他のテナントが同じビル内に入ることを制限するものです。自店舗の競争環境を考慮する上で重要な要素です。

8. 法律相談

  • 専門家への相談: 契約内容に不安がある場合や、法的な理解が必要な場合は、専門家(弁護士や不動産業者)に相談することを強くお勧めします。特に契約書の細かい部分については専門家の意見が有益です。


これらのポイントをしっかり把握し、契約を結ぶことで、後々のトラブルを未然に防ぎ、ビジネスをスムーズに運営することができます。


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